2020/12/06
日時 | 2014年4月8日(火)18:20~19:30まで(17:30開場、18:00~プレ企画) ┗ 日比谷野外音楽堂、その後、国会請願デモと銀座デモの2コース |
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集会内容 | ■実行委員会からの挨拶 ■スピーチ・大江健三郎さん(作家) ■連帯挨拶・秘密保護法を廃止へ!実行委員会(白石孝さん)/戦争をさせない1000人委員会(清水雅彦さん)、日本弁護士連合会憲法委員会(伊藤真さん) ■国会議員から(民主党:近藤昭一衆議院議員、共産党:志位和夫委員長、社民党:吉田忠智党首、沖縄社会大衆党:糸数慶子委員長) ■[プレ企画・松崎菊也(戯作者)、各界の諸団体から2分間スピーチ] |
解釈で憲法9条を壊すな!4・8大集会&デモ
『集団的自衛権の行使』は海外で戦争すること
【集会アピール】
安倍首相は、自身の私的諮問機関にすぎない「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」が準備している「報告書」を口実にして、憲法9条の解釈を変更し、歴代内閣が固く禁じてきた集団的自衛権の行使容認に踏み切ろうとしています。
集団的自衛権を行使するということは、日本がアメリカとともに海外で戦争をする、場合によっては日本独自にでも海外で武力行使をするということであり、憲法9条を根本から破壊するものです。しかも憲法解釈の変更を「閣議決定」でおこなうことは、立憲主義を否定して、国会さえもないがしろにするもので、断じて許すことはできません。
安倍内閣は、その口実に中国、韓国、北朝鮮とのさまざまな〝摩擦〟をあげ、「積極的平和主義」と称して、軍事力と日米軍事同盟の強化で押し切ろうとしています。そのため、すでに武器輸出3原則を破壊し、さらに自衛隊法、周辺事態法、PKO協力法などを改悪し、武器輸出や使用を無限定にし、年末の日米防衛協力のガイドライン改定に結び付けようとしています。
安倍内閣は、秘密保護法の制定強行、沖縄・辺野古への新基地建設、原発再稼働、教育の国家統制の強化、消費税の増税、TPP参加、国家戦略特区設置の推進、非正規労働者を大量に生み出すなど、”強い国家づくり”と社会の軍事化、庶民のくらしの圧迫、格差の拡大などの強行で、人々を戦争政策にかりたてようとしています。安倍政権の暴走をこれ以上許してはなりません。安倍政権の解釈改憲の動きには、自民党内や内閣法制局長官経験者ら、海外からも批判が相次いでいます。世論の多数も反対していることが最近のいくつもの調査などで明らかになっています。
私たちは本日、「解釈で憲法9条を壊すな!4・8大集会」に集い、国会と銀座にデモを行ないます。集団的自衛権の行使容認を許すことなく、日本国憲法の平和主義・主権在民・基本的人権の尊重の原則と平和的生存権が生きる社会を実現するために、多くの団体・個人が協力して行動し、いのちとくらし、平和と人権と民主主義が大切にされる社会と未来をみんなの力でつくっていくことを呼びかけます。
2014年4月8日
解釈で憲法9条を壊すな! 4・8大集会&デモ
参加者一同